薪ストーブに向く薪、向かない薪

薪ストーブ

日本の森林面積は約2500万ha
森林率は約68%(世界2位らしい)
日本では700種類の樹が見られる
戦後の復興で木材不足が続いて価格が高騰した
政府は拡大造林政策を打ち出した
スギ、ヒノキ、カラマツ、アカマツなどの成長が早く
経済的価値の高い針葉樹が植えられた

我が家の周りにアカマツとカラマツが多く植えられてる意味がわかった

針葉樹とは


葉が針のように細長いマツやスギ
披針形~広披針形の葉を葉をつけるイヌマキやナギの類
非常に小さな鱗片状の葉を密生するヒノキの類
一概に針状の葉というだけで外形的に識別、分類することはできない
冬でも葉を落とさない常緑樹がほとんど
平べったい葉のナギ、落葉するカラマツもある
上にまっすぐ成長する性質があり全体的に尖った三角形の樹形
寒い地域や標高が高い場所に生えている

針葉樹の薪


すぐに燃える
着火しやすいが火持ちが悪い
温度が上がりやすい
ヤニが多い
しっかり乾燥させないと煙道火災になる
安く手に入る

広葉樹とは


葉が広く平たいサクラ、ケヤキ、ブナなどの被子植物に属する木本のこと
常緑と落葉の2種類がある
枝分かれして育つ
暖かい地域に多く生えている
涼しい地域では落葉樹が多い
南の方には常緑樹が多い

広葉樹の薪


着火しずらい
密度が高いので火持ちがいい
値段が高い
硬くて薪割りが大変
乾燥させるのに時間がかかる

まとめ

薪ストーブに向く薪、向かない薪は誤解
しっかり乾燥させてあれば針葉樹でも薪として使用できる
針葉樹などの間伐材を使うと地域林業の活性化、森林環境の改善につながる
針葉樹のマツやスギは細く割って焚き付け用に使う
実は比重が同じなら針葉樹も広葉樹も火持ちは一緒らしい
針葉樹と広葉樹を混ぜて使用するとよい

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