【薪ストーブの余熱調理レシピ】とろける焼きリンゴの作り方

薪ストーブ

寒い季節、薪ストーブの温もりが家中を包んでくれる中、火が落ち着いたタイミングで「余熱」を使った調理を楽しんでみませんか?
今回は、薪ストーブの余熱でじっくり火を通し、トロトロ&ジュワッと甘い「焼きリンゴ」の作り方をご紹介します。オーブンなしでも、極上のスイーツが楽しめますよ!


■ 薪ストーブの余熱調理とは?

薪ストーブの火が落ち着いた後、炉内や天板にはじんわりとした熱が長時間残っています。
この余熱を使えば、じっくり時間をかけて火を通す料理にぴったり。電気やガスを使わずに調理ができ、エコで美味しいという一石二鳥の楽しみ方です。


■ 材料(2個分)

  • リンゴ(紅玉やふじなど)……2個
  • バター……10g(1個につき5g)
  • 砂糖……大さじ1~2(お好みで)
  • シナモンパウダー……少々
  • レーズンやナッツ……お好みで適量
  • アルミホイル……適量

※アイスクリームや生クリームを添えるとカフェ風に♪


■ 作り方

① リンゴをくり抜く

リンゴの芯をスプーンやナイフでくり抜き、底に穴が開かないよう注意して中を空洞にします。
※底に穴があくとバターやジュースが漏れるため注意!

② 詰め物をする

くり抜いた穴にバター・砂糖・シナモンパウダー・レーズンやナッツを詰め込みます。甘さ控えめが好きな方は砂糖少なめでOK。

③ アルミホイルで包む

リンゴ全体をふんわり包むようにアルミホイルで包みます。熱が伝わりやすいよう、ぴっちり包みすぎないのがコツです。

④ ストーブの炉内や天板で加熱

火が落ち着いた後の薪ストーブの炉内や、天板の隅など温度が200℃前後ある場所にホイルごとリンゴを置きます。
おおよそ30〜60分、じっくり火を通します(リンゴの大きさや余熱の温度によって時間は前後します)。

⑤ 仕上げ

アルミホイルを開けて、リンゴがしっとり柔らかくなっていたら完成!とろけるような甘みとシナモンの香りが、冬の夜にぴったりのご褒美です。


■ ワンポイントアドバイス

  • 焦げ防止には、リンゴの下に鉄製の鍋敷きや、耐熱皿を置くと安心です。
  • 甘さの調整は砂糖の量で。ハチミツやメープルシロップでもアレンジできます。
  • 大人向けにはラム酒をひとたらしするのもおすすめ。

■ 焼きリンゴがある冬の夜は、ちょっと特別に

薪ストーブのゆらめく炎を眺めながら、じっくりと仕上がる焼きリンゴの香り…。
暖かい部屋で、とろけるような甘さに包まれながら食べるひとときは、まさに冬のご褒美です。お子さんと一緒に作るのも楽しいですよ!


■ おわりに

薪ストーブの魅力は、暖房だけにとどまりません。火が落ち着いた後の「余熱」まで使いきることで、薪の価値を最大限に活かせます。
今回の焼きリンゴを皮切りに、ぜひ余熱調理レシピをいろいろ試してみてくださいね!

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