薪ストーブ生活を始めて最初にぶつかるのが「薪割り」。
今では当たり前のようにパカン!と割れるようになったけれど、
初めて挑戦した日のドキドキと、思わぬ学びは今でも忘れられません。
薪ストーブ生活の第一歩は「薪割り」から始まった
薪ストーブを導入すると決めたとき、同時にやってきたのが「薪をどうやって確保するか」という問題。市販の薪を買い続けるのもひとつですが、せっかくなら自分で割ってみようと、好奇心と勢いで斧を手に入れました。
「薪割りなんて、やってみればすぐ慣れるでしょ」
…そんな甘い考えは、開始5分で打ち砕かれることになります。
うまく割れない!最初は失敗の連続だった
最初に手にしたのは、乾燥が甘い広葉樹の丸太。
斧を振り下ろすたびに「カツン」と跳ね返り、割れる気配すらありません。
当時の失敗あるある:
- 力任せに振り下ろして疲れるだけ
- 節のある木を狙っていた
- 割る方向が悪い
- 刃の角度がズレていた
- 安全靴も履かずに挑んでいた(超危険!)
それでも、「いつか割れるだろう」と続けているうちに、感覚的にいろんなことがわかってきました。
少しずつ見えてきた、薪割りのコツ
1時間ほど格闘したあと、ようやく一本、節のない杉の丸太が「パカン」と割れたときの快感は忘れられません。
その後、わかってきたポイントはこんな感じです。
初心者でも割りやすいコツ:
- 乾燥した針葉樹から始める(杉やヒノキなど)
- 斧の重さと長さは体格に合わせる
- 刃を丸太の「割れ目」に合わせる
- 丸太の中心ではなく、端を狙う
- 節のない部分を選ぶ
薪割りは力よりも“リズム”と“精度”。そして何より、安全第一です。
薪割りで気づいた「時間の流れ」と「達成感」
薪割りをしていると、自然と頭の中が空っぽになっていきます。
木と向き合い、斧の動きに集中することで、普段の生活では味わえない“無心”の感覚になれるのです。
そして割った薪が積み上がっていく様子を見たときの達成感。
「これは冬を越すための準備なんだ」と、暮らしの実感がじわじわ湧いてきました。
まとめ:薪割りは、暮らしと心を整える時間
今では、週末になると家族で薪割りをするのが当たり前になりました。
初めて挑戦したあの日の失敗や戸惑いが、いま思えば薪ストーブ生活の“入口”として、とても貴重な経験だったと感じています。
この記事のポイントまとめ:
- 初めての薪割りは失敗して当然
- 割れた瞬間の快感がクセになる
- 自然と向き合う時間は心のデトックス
- 薪割りは“冬への贈り物”
薪割りがうまくできなくて悩んでいる方へ。
それは誰もが通る道。時間をかけて学んでいけば、必ず「楽しい」と思える日が来ます。
あなたの「初めての薪割り」はどうでしたか?
コメント欄で、皆さんの思い出や失敗談もぜひ教えてください。
一緒に“薪ストーブ生活の学び”を深めていきましょう!