畑の肥料として使える
・灰はアルカリ性でカルシウム、カリウムとミネラルを多く含んでいる
(ツツジやブルーベリーは酸性の土壌を好むので注意)
・水溶性のカリウムが多いので即効性が高い
・土壌の善玉菌を活性化させる
・根や茎を丈夫にして実付きや花付きを良くする
・油かすと混ぜて使うとバランスのとれた土になる
・石灰と比べて土壌を固めてしまう事がない
・化成肥料などの混用は避けたほうがいい
融雪剤として使える
・灰の黒さで太陽光を集めて熱で雪を溶かす
・多用しても塩化物ではないので塩害は起こらない
・植物の近くに撒くことが可能
・撒いた所は見た目が汚れて見えるので注意
山菜のアク抜きに使える
・ワラビやゼンマイはチアミーゼという成分を含有している
・チアミーゼがアクと呼ばれている成分
・チアミーゼは熱とアルカリ性で分解される
・ワラビのアク抜きに灰を使うと色が良く、アクの抜けも早い
防虫剤、殺菌剤に使える
・灰を水に溶かした液を散布するとカメムシが駆除できる
・粉っぽさを蝶やコバエ、アブラムシが嫌う
・葉の表面に薄く撒くと虫が寄り付かなくなる
・撒くとナメクジも寄ってこなくなる
・灰を水に溶かした上澄み液はアルカリ性の殺菌剤になる
・植物のうどんこ病、モザイク病、サビ病の予防と治療に効果がある
灰を処理する際の注意点
灰を処理する際は地域のルールを守って処理をする
住んでる地域で処理方法が違ってくる
薪ストーブ等の灰の取扱いについて、すでに平成24年1月19日付けで「薪ストーブ等を使用した際に発生する灰の取扱いについて」(環廃対発第120119001号)及び1月23日付けで「『薪ストーブ等を使用した際に発生する灰の取扱いについて』に関するQ&Aについて」を発出し、また、2月8日付けで「放射性物質に汚染された薪等を利用した際に発生する灰の取扱いについて」を発出し、放射性物質に汚染された薪等の利用した際に発生する灰の取扱いについて周知をしているところです。今回の調査結果を踏まえ、改めて以下のことについて周知を行います。
(1)薪ストーブ等を使用する場合は、その使用に伴い発生する灰が高濃度にならないよう、できる限り流通している薪(林野庁の指標値である40Bq/kg以下のもの)又は安全が確認されている薪を使用すること。やむを得ずそれ以外の薪を使用する場合には、放射性セシウムが付着している表面の部分を取り除いて使用することが望ましいこと。
(2)薪の灰については、その安全性が確認された場合を除き、庭や畑にまくことなく、市町村等が収集し、保管・処分等を行うこと。
※ 環境省ホームページ:http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14885